日本語学校のI.C.NAGOYAからタイ人とラオス人の留学生に向けた、就活ガイダンスの依頼を受け2021年10月27日（水）にタイ語の就活ガイダンスを行いました。

ガイダンスは3部に分け、事務局のヤーニンが元留学生の視点から自身の就活経験も含め説明しました。

まず日本で就職するために外国人が知るべきこと、日本人との就活の違い、注意すべきことを話しました。

　そして就活方法と必要なスキルを説明し、就活方法が母国と違うこと、就活の開始時期や進め方、就活開始時期が遅れた学生が今やるべきことを伝えました。

　最後に、企業研究と企業が重視する点を紹介し、ガイダンス後には面談時間を設け、一人一人の悩みや、やりたい仕事などをヒアリングしながらアドバイスをしました。

　ガイダンスを通し、留学生が就活に対してどのような悩みや不安を持っているか、なぜ就活に第一歩を踏み出せないのか等の理由が浮き彫りになりました。留学生からは就活に関する情報が多すぎて、どの情報を選択すればいいか混乱してしまうという意見もあがりました。これは多くの留学生が抱えている問題で企業や教育機関の課題でもあります。

今回の就活ガイダンスでは、元留学生が自身の就活経験を交えながら話すことで、就活を具体的にイメージすることができ、留学生が就活に早く取り組みたいという意識を持つことができたと思います。

今後も留学生の就活への苦手意識をなくし、積極的に就活ができるよう大学や各種教育機関で就活ガイダンスをおこない、サポートを続けたいと思います。