2021年6月30日（火）丸菱工業株式会社にてSDGs勉強会を開催いたしました。丸菱工業株式会社は自動車のシートやコンソールボックス、健康な生活をサポートするための椅子や座椅子の製造をおこなっている製造業の企業です。

今回のSDGs勉強会は対面では25名、オンラインでは2名の方にご参加いただきました。冒頭に丸菱工業株式会社の河村社長よりSDGs導入の経緯をご説明いただいた後、基礎講義からスタートをいたしました。

「SDGsという言葉を聞いたことがありますか？」という質問には7、8割の参加者の方が手を挙げてくださいました。一方で「SDGsがどんなものか知っていますか？」という質問には手が上がりませんでした。これは至って普通の反応で、SDGsはまだ一般的には浸透しておらず言葉だけが独り歩きしているのが現状です。

基礎講義の後にはアニメーションビデオを使い、SDGsの17ゴールの具体例を勉強していただきました。

休憩後、後半の勉強会では丸菱工業株式会社の業務・取り組みとSDGsがどのようにつながっているかを紐づけするワークショップをおこないました。

今回の勉強会には日本人だけでなく3名の外国人社員の方にご参加いただき、そのうち2名は女性ということもあり、様々な視点から意見が出ることを期待しました。

女性が参加しているグループからは女性の働きやすさや時短勤務などのキーワードが出ており、外国人男性社員のグループからは、あらゆるハラスメントがないこと、意見の言いやすい環境が整っていることなど日本人の視点とは違う意見が出ておりました。

ワークショップでは皆さん積極的に意見を出し合っており最終的に全グループの意見をまとめた結果、SDGsのほとんどのゴールに丸菱工業株式会社の取り組みが当てはまっていることがわかりました。

3時間という長丁場でしたが、皆さん真剣に取り組んでいただき今後のSDGs導入支援の軸となる意見が出たと思います。引き続き丸菱工業株式会社とSDGs導入支援をおこないますので、経過報告をお楽しみになさってください。

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