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  • 2025.04.23
  • Activities Report/活動報告書

名古屋商科大学バイリンガル就活ガイダンス:日本の職場で成功するために

 4月21日に名古屋商科大学で就活ガイダンスを開催しました。イベントは前半と後半の2部構成で、日本企業への就職に関する誤解を解き、実践的な戦略を提供しました。

日本の就職活動の全体像の理解


1. 日本語能力:チャンスを切り開く鍵

 今回のガイダンスは、留学生の日本の就活において「英語のみ」や「英語対応可」の求人が多いという誤解を解消することが大きなテーマでした。グローバル企業では英語求人もありますが、実際には日本国内の9割以上の職場で日常的に日本語が必要です。JLPT N2以上の日本語力は、コミュニケーションだけでなく、職場のマナー理解、人間関係構築、キャリアアップでも必要とされます。


2. インターンシップ:成功へのステップ

 今はインターンは選択肢ではなく必須とされる大学が多いです。また、日本企業は、国内でのインターン経験を高く評価します。日本のビジネス文化への適応力を示すことができるためです。セッションでは以下を伝えました:

  • グローバル愛知や大学キャリアセンターなどで早めに企業への応募を開始する。
  • グローバル愛知の会員企業3社を紹介。


3. 日本の厳密な就活スケジュール

日本の「就活」は毎年定まったスケジュールがあることを伝えました。

  • 大学3年次(大学院生は修了1年前):業界研究を開始
  • 12月~翌3月:自己分析を完成して、企業説明会への参加
  • 4月~6月:エントリーシート提出および一次面接
  • 7月~10月:最終面接と内定獲得
    準備が遅れると、半年~1年後の就活シーズンまで待つ必要が出るため、計画的に動く必要がありますが、留学生はスタートが遅れがちです。


4. 大手だけじゃない中小企業の魅力

誰もが大手企業を志望しがちだが、中小企業(SME)には国際人材にとって次のようなメリットがあることを伝えました。

  • 早期からのキャリアアップと実践的な経験
  • 経営層と近い距離で働き、戦略策定に携われる
  • ニッチ市場でバイリンガルスキルを活かせる柔軟性


留学生へのメッセージ

日本語重視:JLPT N2取得を目指そう
早期インターン:現地経験を積んで信頼度アップ
就活スケジュール遵守:計画的な準備が大切
中小企業を視野に:成長機会と裁量の柔軟さ


参加した留学生の皆さんが、自分に合った業界や職種を見つけ、希望の企業に向けて積極的に行動を起こしていけることを願っています。

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